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「桶狭間の戦い」とは?分かりやすく地図を使って紹介!

2021/03/31
 
桶狭間トップ画像
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ブログでは、20年間携わった高校生の進路支援の経験をもとに「専門学校の入試・選び方・学費」などを紹介しています。 また自身もデザインの専門学校に通学した経験から「40歳を超えて専門学校に通った経験」をまとめています。 そのほか、「旅行」、「鬼滅の刃」、「生活」、「戦国時代の武将や出来事」などについて紹介しています。 モットーはサザエの殻のように、ゆっくりだけど着実に大きくなれるよう人生を歩むことです!
こちらでは、「桶狭間の戦い」について紹介します。
 
「桶狭間の戦いは聞いたことはあるけど、どんな戦か知りたい!」
 
「桶狭間の戦いの全体的な流れや勢力図を知りたい」
 
など「桶狭間の戦い」を詳しく知りたい!と思っている方に向けた記事です。
 
なるべく分かりやすく紹介したいと思い、地図を使って解説しています。
 
今後のドラマや映画、小説などに役立てることができると思います!

「桶狭間の戦い」を分かりやすく簡単に紹介

「桶狭間の戦い」がなぜ有名なのか?その辺りがわかるよう概要を紹介します。
 
時期
1560年5月19日。群雄割拠の戦国時代。覇権を争う弱肉強食の戦乱の世。
 
経緯・目的
巨大な勢力を誇る東海の大大名「今川義元」が尾張国を攻撃するため進軍を始める。主な理由は、尾張国が元々今川氏の領地であること、支城の救援、港の制圧など。それに対する「織田信長」は尾張一国を収める小大名で窮地に立たされる。
 
兵力
「今川義元=25000」 VS 「織田信長=3000」
兵力差においても圧倒的な差。なお、今川側は「25000〜45000」、織田側は「3000〜5000」と史料によってばらつきがある(本記事は上記で示した兵力で紹介しています)
 
地図で勢力の確認
地図で勢力差を確認すれば一目瞭然。以下をご覧ください。
 
「桶狭間の戦い」直前の勢力図
 
国力も兵力も圧倒的な差があることがわかると思います。尾張国内にも今川義元に味方する勢力もあり、地図で見るよりさらに脆いです。
 
経緯
今川義元は5月12日に駿府城を出発し、尾張国の「沓掛城(くつかけじょう)」を目指し進軍。そして5月18日に沓掛城に到着。一方の織田信長は、居城「清洲城」に在城。織田家は籠城か出陣かで軍議が紛糾。今川義元は、早速18日夜から行動を起こします。18日〜19日にかけていよいよ「桶狭間の戦い」は起こります。
 
今川義元

今川義元(出典:Wikipedia)

 
結果
織田信長が、今川義元を奇襲し首を取って勝利します。圧倒的不利を跳ね返して、織田信長が今川義元を打ち破ったのです!この奇跡とも言える勝利は瞬く間に全国に聞こえわたり「織田信長」の名が一気に広まりました。この「桶狭間の戦い」をきっかけに、その後信長は天下統一に向け大躍進していきます。
 
「桶狭間の戦いがなぜ有名なのか?」という点がご納得いただけたのではないでしょうか?
 
しかし、25000もの兵力にわずか3000でどのように勝利することができたのか、不思議に思いませんか?
 
その答えを以下から順に紹介していきます。こちらも分かりやすく地図を使って解説していきます!
 

「桶狭間の戦い直前」の勢力状況

今川義元が沓掛城に到着した5月18日。この時点での勢力図は以下です。
(※以降の地図について=一部表記や兵数などには不明・諸説があります。また煩雑になる部分は省いております)
 
 
夜には、松平元康(のちの徳川家康)が大高城に兵糧を運び入れます。沓掛城から大高城に入るには「桶狭間山」を通ることになります。
 
 
今川家の狙いはこうです。
・「鳴海城」と「大高城」の連携を復活させるべく、織田方の砦をことごとく落城させる
・信長の居城「清洲城」方面に進軍する
 
地図で見ると織田側の砦が多く有利に見えます。もともと数年前に鳴海城と大高城の連携を遮断するために築いた砦です。そのため「鳴海城」が孤立しています。とはいえ兵力は心許なく、また城ではなく「砦」であるため油断はできません。
 

今川勢の砦侵略開始!

兵糧を大高城に運び入れた「松平元康」と、今川本軍からやってきた「朝比奈泰朝」の軍勢が、19日3時頃に、織田側の「鷲津砦(わしづとりで)」と「丸根砦」を攻めます。
 
 
ここを破れば「鳴海城」との連携も復活します。逆に鷲津砦を守る「飯尾定宗」と丸根砦を守る「佐久間盛重」は劣勢ながらも抜かしてはならない重大局面を迎えます。
 

織田信長、わずか5名で出陣!

「鷲津砦と丸根砦が攻撃されている」との一報を聞いた織田信長は飛び起きます。
 
幸若舞「敦盛」を舞った後、出陣の準備をして午前4時頃に清洲城を出発。
 
織田信長

織田信長(出典:Wikipedia)

 
なんとその時の兵力は小姓(信長の付き人)わずか5人でした。
 
ちなみに「敦盛」は「人間〜、五十年〜、下天の内をくらぶれば〜、夢幻の〜、如くなり〜」という舞です。
 
清洲城から「熱田神宮」に向かう途中や、「熱田神宮」での戦勝祈願などの間に、出遅れた武将たちが次々合流してきます。
 
熱田神宮を出発した午前8時頃には、1000人以上になりました。
 

「鷲津砦」と「丸根砦」が落城!今川勢の侵攻が止まらない

さて、信長が清洲城を出陣し南下しているころ、鷲津砦と丸根砦は落城してしまいます。城主は2人とも討死。
 
鳴海城との連携が復活したことで、今川本軍から葛山信貞らの大兵力が尾張国内部に侵攻してきます。
 
松平元康と朝比奈泰朝は、間髪入れず中島砦を攻めます。
 
 
織田信長も、2000〜3000の兵力となり、佐久間信盛・信辰兄弟の籠る「善照寺砦」に入ります。
 
中島砦を救わないといけません。
 
そんな戦況の中、「大高城」付近の安全が確保されたことが分かると、今川義元が進軍を始めます。桶狭間山を通って「大高城」を目指そうとしています。兵力は5000。
 
ちなみに、佐久間信盛は後年、主君信長によって追放されてしまいます。以下ではその理由などを紹介しています。

桶狭間山に今川義元を発見!

中島砦では、背後に信長本陣がやってきたことで奮起。奮起した佐々政次と千秋四郎は兵30で敵陣に攻めかかります。しかし返り討ちにあって敢えなく討死。
 
 
後方にいる今川義元に元には、次々に戦勝報告が舞い込んできており気分を良くしていました。
 
「我が旗の向かうところ、鬼神もまたこれを避く」
 
そんな折り、信長の元に「今川義元が桶狭間山で昼食休憩をとる」との情報が入ります。
 
ちょうどお昼時でした。
 

信長奇襲!!桶狭間山で今川義元討たれる!

信長は2000の兵を今川義元本陣に差し向け、一気に勝負に出ます。降りしも天候が急変し「雹(ひょう)」も混ざる大雨。信長軍が進軍する物音は、雨音でかき消されました。
 
「小軍なりとも大敵を怖るることなかれ。運は天にあり」
 
「敵と遭遇しても捕らえず切り捨てよ。戦に勝てばこの場にいる者は、家の面目、末代までの高名たるべし」
 
信長は兵たちを鼓舞。
 
そして、本陣を見つけた織田軍は一気に雪崩れ込みます。突如現れた織田軍に混乱した今川軍。兵力が拮抗し白兵戦となりますが、織田軍の士気の高さと今川軍の混乱によって戦況は織田軍が有利。
 
今川義元は「輿」に乗って逃れられないと悟ると、輿を捨て300の兵に囲まれながら大高城方面に逃亡します。しかしすぐに追いつかれ、「服部一忠(小平太)」に一番槍を喰らいます。その後「毛利良勝」に首を取られ討ち取られ、大大名今川義元はここに死亡するのです。最期は組み伏せた毛利良勝の左指を噛み切ったと言われます。
 
 
「今川義元討死!」の急報を受けた今川軍は一気に城や陣を引き払い退却しました。
 
大高城、沓掛城は織田軍の手に落ちました。
 
唯一、鳴海城に籠城して抵抗していた「岡部元信」も、「主君義元の首」を交換条件に城を明け渡し退却していきました。
 
以上が「桶狭間の戦い」の紹介となります。地図を使いながら分かりやすく解説したつもりですが、いかがでしたでしょうか?参考になっていれば嬉しく思います。
 

最後に

「桶狭間の戦い」によって織田信長の名声は一気に高まりました。信長は、今川義元を倒したことで得たものが他にもあります。それは「今川氏の脅威の消滅」です。
 
今川義元という大黒柱を失い、弱体化が浮き彫りになった点もありますが、何といっても隣の三河国「岡崎城」で松平元康が独立し、信長と同盟を組んだことです。これによって東の脅威がなくなり、北の「斎藤義龍」に集中できるようになったのです。
 
信長の天下布武に大きく動き始めた一歩となります。
 
本記事のように、地図を使用しながら戦を紹介している記事があります。興味ありましたらご覧ください。
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